エンジニアにとっての資格は技術力のものさしにならないが非エンジニア向けへの証明書にはなる

エンジニアにとって資格はあまり意味はない。
IT資格は弁護士免許、医師免許といった業務独占資格ではない。
エンジニアになるのに資格は必要ないのである。

ではどうしてIT資格というものがあるのか。
純粋に技術力を測るものさしの役割を担うのだが、昔ならいざしらず現在ではGitHubやQiitaなどがものさしとしての役割を担っている。
資格が優れたエンジニアということを証明するものではない。

だが、その分野について「勉強した」ということの証明にはなる。
過去勉強したことは今でも役に立っている。

以下は過去取得したものである。

capabilities

上段左から

  • PHP準上級技術者
  • PHP上級技術者
  • OSS-DB Silver
  • OSS-DB Gold
  • HTML5 Level1
  • HTML5 Level2
  • Microsoft Certified Professional

これらだけをみれば、 PHPでサーバサイドをゴリゴリ書けて、 RDBMSのPostgreSQLが詳しくて、 HTMLもCSSもJavaScriptもゴリゴリ書けて、 Windows Serverも扱える技術者、のよう。
しかし完璧なものさしとはなり得ない。 必ずしも資格があるからと言って現実問題その証明とはならない。 ただし取得のために勉強した、という証明にはなる。

これらを取得にむけてどう勉強したかについては、少しは需要があると思うので別の記事で解説する予定。

さて、
資格は技術力のものさしでないとわかっていながら IT資格を取得したのは理由がある。

エンジニアがエンジニアの技術力を測るにはコードを見ればわかるけれど、
非エンジニアはコードを読めないので、成果物の印象でしか技術力を測れない。

前職ではエンジニアが正当に評価されない仕組みになっていた。
新しい技術的な提案をしても却下されることがよくあった。

技術力の担保となる資格を取得することで、提案もとおるようになった。
技術的な提案をエンジニア以外に展開する場合は資格はときには有効になりうる。

また資格の勉強をしたことでより知識が身につくというのもよい。 次はAWSの資格をとろうかと考えているが、他に勉強することもあるので迷う。
資格の勉強するよりかはオープンソースに貢献すべきかとも思っているし、データサイエンスも勉強したい。
まぁたぶんAWSの資格はしばらく後回しかな。AWSの資格なくてもAWSは扱えているしAWSまわりの改善の提案もとおるし。

そもそもエンジニアは勉強しなきゃいけないことが多い。
技術の他にもWebマーケティングやビジネスのことまでいっぱいだ。
なので各々の専門性を生かしお互いを補完しあうようなチームにするとうまくいく。

もっと技術書を読む時間・業務以外でコードを書く時間がほしいなぁ。
寝る時間を削るか?
そうすると業務時間中眠くなるしなぁ。むずかしい。